さて、翌日朝の10時に来るように言われた私。
どうやら署長がわざわざ迎えてくれるという。(社員さん曰く、署長はまだ話がわかる奴だったと)
なぜ10時かというと、その日近くでクリケットの試合があり、その警備の為に総出するのだそう。

次の日、昨日と同じような対応されたらどうしようという不安な気持ちを奮い立たせ、向かった警察署。
チラッと覗くと、どうやら昨日の不機嫌なジジイはいないようだった。
署長さんらしい人に昨日帰る前にもらった引換券のようなものを手渡すと、机の上に何枚かあった書類の中から、私のものと思われる書類を取り出し、警察署の奥へ案内された。


驚く事に、警察署の奥には留置所があり、中に8人ぐらいが収容されていた。
私が通されたのはその隣にある、裁判所に提出する 用の書類を発行してくれる人のところ。
私のすぐ横で、留置所に収監されていた一人が黒いインクパッドで指紋を取られているのを横目で気にしながら暫く待つ。
担当者はパソコンをカタカタ操作しながら、私に軽い質問をいくつかすると直ぐに3枚ぐらいにまとめた書類を印刷して発行してくれた。 


意外にすんなりいった事に安堵しながら、警察署を後にし、近くのFreeWifiのあるマックに入って、コーヒーを飲みながら、書類をチェックする。

すると....

名前間違えてる!!!! 

確かに昨日の今日で、しかもインドで、こんなにすんなりいくのはおかしいとどこかで思っていました。

ちなみに名前の「o」のところが「u」になっていました。
他にもちょっと気になる点はいくつかあったけど、とりあえず名前を間違えられるのはまずい!! こんな所もう2度と来たくないし、今日でケリをつける!! そう思って再び警察署に戻って来た私。

先ほどのパソコンへ行き、間違っている事を伝えると....
「No problem」
そう言っておもむろにボールペンを取り出す担当者。

これはもしや.....

 予想は的中。ボールペンで修正...
「そんなんでいいの?」「裁判所の提出用は?」と聞くと、「OK」と言ってそっちも修正。

なるほど、こっちは書類提出でデータベース管理はしてないのか....
なんかITはかなり発展してる所なのに、こういう所はアナログなのね。




という事でiphoneなしの生活をそれから送っています。
基本仕事はMacのパソコンがあればできるし、写真もこっちに移していたので、大切なデータは残っています。

確かに外に出るときにiphoneがないとGPSで居場所を把握する事が出来ないし、気軽にパシャパシャ写真を撮る事も出来なくなりました。それでも私にはミラーレス一眼があるので、基本持ち歩いて、気になるもの・美味しいものは撮りまくっています。インドに来て短期間のうちに災難が続いていますが、前向きに・タフに頑張っていこうと思います。