いよいよインドへの出発も明後日となりました。
荷物のパッキングも昨日でひとまず終わり、あとは行くのみ !! と思っているのですが、
いつも前日になって「何か忘れている、忘れている...」と暗示にかけられたかの如くソワソワし出すので、前日の夜にもう一度重い荷物を開ける事になるでしょう。

そして今の私の頭の中はまさにこんな感じ....

 brain
まさに「インド、インド、インドーーーーーー!!!!」とそのうちおじさんが頭の中から飛び出しそうな勢いです。
それもこれも、インドに行くのは今回が初めて。
確かにワクワク感はありますが、どこか怖いもの見たさ的な部分も...
india
固定概念・イメージが先走りすぎていて正直、インドに対してポジティブな印象を持っている人は少ないように思います。

そうそう、こないだインドでの長期インターンを終えた学生のブログを読んでいたら、
「インドに来て良かったか?」との質問に、
「浸りまくったけれどいまだにインドは難しすぎる」
「一生理解不可能」
との答えが...
また別の方のブログでは、インドに行く日本人の気構えとして、『すべてを疑え』と当に名言のようなアドバイスが !! 笑

一体全体インドはどんなところなのか。想像ばかりが膨らみます。

と前置きが長くなりましたが、早速インドで検証したい事リストへ!


1. 三食カレーの真実
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インドと聞いて、ほとんどの人がまず思い浮かべるのは "カレー" ではないでしょうか。
インド人が朝から晩まで三食カレーというのはよく聞く話です。果たして実際はどうなのか。
インドについて調べていくうちに、どうやら日本とインドでカレーの定義が違うという話を耳にしました。日本人が醤油や砂糖、塩といった調味料で味に変化をもたらすのと同じように、インドでは豊富にあるスパイスの組み合わせによって料理にバラエティをもたせているそうです。


2.牛との共存
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「インド 牛」と検索するだけですごい量の画像がヒットするインド。牛はヒンドゥー教の聖なる神、シヴァ神の乗り物として神聖視されており、この国では食料ではなく人間の共存者です。セブに6ヶ月間滞在していた私にとっては、共存者が「鶏・野犬」から「牛」に変わったと考えればいいわけですが、おそらく街は牧場の匂いがするでしょう。聞くところによると、神聖な動物の割にインド人の牛の扱いは雑らしいです。


3. 定員オーバーすぎる電車
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純粋に見てみたい。(決して乗りたいとは言っていない)


4. ヨガの本場で見るインド人のバランス力
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インドといえば、ヨガの本場。私もセブでヨガデビューを果たしたものの、体が硬くて苦戦してました。私的にヨガ=ストレッチの感覚でしたが、実際にインドヨガを体験しに行った友人によると、もっと奥が深いのだそう。精神統一に重きを置くヨガは、ポーズの美しさだけでなく、食事から呼吸法、己の生き方や考え方を見つめ直す、当に修行の場なのです。
なんだか、ヨガの本場で体の硬いインド人がいるのか検証しようとした自分が恥ずかしくなりました。そういえばセブのヨガ教室で「ヨガは他人と競うものではなく、己との闘いなのです」と先生に言われました。私も心を改めて、インドヨガにチャレンジしてみようと思います。ちなみに6月21日は「国際ヨガの日」だそうです。


5. インド人の人柄
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インド人はせっかちなのにのんびりしていて、時間にルーズ。道を聞いても100%信じてはいけない。学歴社会、男尊女卑の根強いインドでは、強気な態度ででないと格下に見られる。ウソが多い。などネット上では散々な言われよう。しかし、インドのインターン生に聞くと、困っている人には必ず手を指しのべてくれるし、道がわからない時は周囲の人に聞いてくれるなど面倒見がいい一面があるそう。正直、宗教や言語、生活習慣も違う中で、全てを理解し合えるとは思っていません。「郷に入れば郷に従え」と諺でもあるように、どこかで折り合いをつけつつ、うまく付き合っていく道を模索していきたいと思います。



貧富の差を生み出すカースト制度の現状、アジアのITを牽引するバンガルールのベンチャー/スタートアップ、インド女性のおしゃれ等.....
10年後アジアを引っ張っていく存在と成り得る素質・可能性を秘めているインドで知りたい事は山のようにあります。気になった事は自分の目で直接確かめ、情報として日本に、世界に発信していきたいと思います。
インド生活が終わった後、自分がインドをどう表現するのか、なんだかとても楽しみです。